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01 | 3次元測量
3Dレーザースキャンは、対象物をポイント座標でデジタル化する近代的な測量方法です。全ての物体はレーザーによって捉えられ、解像度に応じてミリ単位で精密にデジタル化されます。3Dレーザースキャナーはわずか数分で数百万のポイントを非常に正確に捉えることができます。測量結果は、最初の見た目では無作為なポイントの集まりに見えるため、「ポイントクラウド(以下、点群)」と呼ばれています。
一見無作為に見える背後にはシステムがあり、ポイントは正確にグリッドに配置され、人間の目で見えるすべての対象物が点で表現されます。各ポイントが座標系に位置しているため、点群から距離、高さ、角度を読み取り、デジタル化された領域から簡単に寸法を抽出する事が可能です。
02 | 測量方法
建物全体を点群としてデジタル化するためには、地上レーザースキャニング(TLSまたは静的スキャニング)とモバイルレーザースキャニング(モバイルスキャニング) の2つの3次元測量方法があります。それぞれの長所と短所をご紹介します。
静的スキャニング(TLS)は非常に正確で大きな範囲をカバーしますが、データ収集と点群の処理作業により多くの時間がかかります。
一方、モバイルスキャニングは簡単でスピーディーに測量できますが、精度と一度の測量でカバーできる範囲は低下します。モバイルスキャニングはより簡素な構造体への使用をお勧めします。